こくじょう
     じ

最終更新日 2003/08/29


分水町国上(くがみ)にある
国上寺(こくじょうじ)は、
和銅2年(709年)弥彦大神の託宣
によって創建されたということです。
県内最古の寺院のひとつですね。

開祖は
泰燈大師です。
宗派は派真言宗豊山派です。

国上寺は、承久の乱の時に天皇方に
ついたため、全山を焼かれて、
僧重範は紀伊国に流罪となるという
過去を持っています。


←パンフレット  壁紙:本堂

本堂です。

国上寺には聖徳太子が雲上記を記し、
千手観音像を刻んだという
伝説もあります。

五合庵です。

越後に帰ってきた良寛が
約20年ほど住んだ五合庵です。

乙子神社(草庵)です。

良寛が五合庵の次に住んだと言われています。
草庵は神社本社の隣にあります。

ちなみに乙子神社には
弥彦神社と共通の特殊神事
「炭置粥占神事」を
より原始的形態でとり行うとのことです。

六角堂です。

ここには開運大黒天があります。
逃避行中の義経と弁慶を始め数人の家来一行が
今後の無事を祈願して寄進した
義経持仏の大黒天木像と言われています。

分水町国上

越後の歴史探訪観光案内所