山寺というのは通称で、正式には立石寺
(りっしゃくじ)といいます。
860年に天台宗の慈覚大師円仁によって
開山されました。(ちなみに中尊寺も慈覚です。)
従って、法灯も延暦寺の「不滅の法灯」です。
鎌倉時代には約300の寺院が
建てられたとされていますが、
戦国時代に焼かれてしまいます。
山道の石段の途中に蝉塚があります。
芭蕉が奥の細道の道中のここで
「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」
という句を読んだことから
その名がついたものですが、
この句こそ、山寺のイメージを
決定していると言えそうです。
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