さど
  きんざん
金山
最終更新日 2002/05/04

関ヶ原の翌年の1601年に開山された日本最大の金山です。

1604年に大久保長安が佐渡奉行になり、
徳川時代で約41トン金を産出します。

明治元年に明治政府に所属し、8トン産出します。
大正7年に三菱マテリアルに引き継がれ、
昭和48年に佐渡金山株式会社が経営します。
大正時代では7トン、昭和時代には22トン金を産出します。
平成元年に採掘を中止しました。

司馬遼太郎著「街道をゆく10佐渡のみち」
で詳しいのですが、
水をくみ出す仕事がとくに重労働です。
多くの犠牲者のうえに金は産出されたのです。
操業を停止して、すっかり観光地となって
桜の季節には綺麗な桜が咲きます。
みんな過去の物語となったのでした。
コンピューターロボットがあちこち
たくさん金山で作業しています。

一番印象に残ったのがこれ。
「なじみの女に会いてーよー」
とずーっと言い続けています。

壁紙写真は「やわらぎ」といって、
間歩開きの祝です。
愛嬌のある紙の仮面をつけて
儀式を行います。

佐渡郡相川町

越後の歴史探訪観光案内所