八丁
北越戦争時、長岡城を官軍に奪われた際に、 長岡藩家老河井継之助は、ここ八丁沖を渡って長岡城奪還を試みます。
折からの雨季で水が満ち、八丁沖は一大湖水のようになっていたといいます。
長岡軍は、無灯火で夜十時頃に八丁沖の北端から渡り、 月が出れば、泥の中に伏せつつ、午前五時に全体が渡破します。
官軍の不意打ちを狙ったこの作戦は成功、見事長岡城を奪還します。 河井継之助の作戦の白眉といっていいでしょう。
現在八丁沖には水はなく、古戦場跡地の碑があるだけとなっています。 (余ったスペースはゲートボール場として利用中。)
行き方は、長岡バイパス亀貝ICを降りたら、富島町方面に向かって走って下さい。
(壁紙は八丁沖の碑)
越後の歴史探訪観光案内所