信尼
ていしんに
    そうあん
草庵
最終更新日 2002/05/02

貞信尼草庵(閻魔堂)です。
貞信尼は長岡藩士奥村五兵衛の娘として生まれ、17歳の時結婚します。
しかし数年で離別、柏崎の閻王寺で尼となり、
30歳のときに、この福島の閻魔堂にきて庵主となります。

以前から和歌の道を志していた貞信尼は、良寛の弟子になりたいと願い、
晩年の良寛の住む和島村島崎に通います。
しかし3年半後、良寛は没してしまいます。良寛は74歳でした。

貞信尼はあちこち尋ね歩き良寛の歌を集め、
「蓮の露(はちすのつゆ)」を完成させます。
これは初の良寛歌集となりました。

その後柏崎の釈迦堂に移り、良寛より2歳長い76歳の生涯を閉じます。

←パンフレット       壁紙 :閻魔堂
貞信尼の棲んだ閻魔堂の
創設時は不明です。
現在の閻魔堂は
平成7年に建立されました。
柏崎の閻魔堂は曹洞宗ですが、
こちらの宗派は不明です。

パンフレットには十王のほかに
空海の像も安置されていると
書いてあります。

長岡市福島












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