ごち
  こくぶんじ
国分寺
最終更新日 2006-04-25

新潟県には国分寺が2箇所あります。
越後の五智国分寺と佐渡の佐渡国分寺です。

国分寺というのは、聖武天皇の命によって
全国の国府ごとに建立された寺院(国分寺・国分尼寺)で、
その頂点に立つのは東大寺(総国分寺)です。

ここ五智国分寺は上杉謙信の時代には既になく、
場所も定かではなかったようです。
謙信は五智国分寺を真言宗として再興させました。
後に江戸時代に入ってからは天台宗となり、
幕府の保護をうけました。
現在もは「安国山華蔵院国分寺」といい天台宗です。


←パンフレット  壁紙:本堂

三重の塔です。

五智国分寺は上越に流罪となった親鸞聖人が
一時居住したことでも知られています。
境内には親鸞聖人の像がありました。


さらに、芭蕉が奥の細道の道中で
立ち寄ったことから、芭蕉の句碑があります。
意外にも句碑は「古池や〜」でした。

また、この敷地には世界初の
ステンレス製の鐘があります。

上越市五智

越後の歴史探訪観光案内所